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農業ハウスの塗布剤の株式会社レディシステムジャパンTOP活用事例【トマト】日焼け果を減らすには? ~果実の温度を下げて廃棄率減少~

【トマト】日焼け果を減らすには? ~果実の温度を下げて廃棄率減少~

今年の夏は梅雨の前後の気温が高く、梅雨が明けてからは特に猛暑続きでした。作業者だけでなく、作物にとってもかなり厳しい夏だったと思います。

これだけ暑い日が続くと日焼け果に苦しめられた方も多いのではないでしょうか?

日焼け果の原因としてよく挙げられるのは

果実が高温にさらされる
・高温時に潅水量が不足していた。
・元肥の窒素肥料が多すぎた。
・葉の枚数が不足して蒸散による水の吸い上げが少ない。

などがあると言われています。

その中でも、果実が高温にさらされることによって発生する日焼け果が、近年では問題になっています。

↑高温によって発生した日焼け果


トマトを赤くしているのは「リコピン」という成分です。

リコピンは12℃~30℃の範囲内であれば生成できますが、30℃を超えてしまうと、生成しづらくなってしまうと言われてます。

高温期の果実は30℃をすぐに超えてしまいますし、日の当たりやすい部分は特に温度が上がりやすいです。

そのため、果実の肩の部分等の、日の当たりやすい部分には発生が多くなっています。

これが日焼け果発生のメカニズムです。

果実の温度を下げるには、ハウス内に入ってくる熱線の量を調整することが効果的です。果実の温度を下げることができれば、日焼け果を減らす(=廃棄率を減らす)ことができます。

本記事では実際に、レディヒートを使って日焼け果の対策をした例を紹介します。

レディヒート施用事例 静岡県菊川市

作物     トマト

ハウス仕様  屋根型連棟ハウス

       間口:7.2m×奥行:39m×3連棟

カーテン   50%遮光アルミタイプ1層(LSスクリーンテンパ5557)

塗布日    2020/4/26

塗布方法   動噴鉄砲ノズル

使用濃度   2.9缶/10a

使用目的

収量の向上

日焼け果発生の低減

結果①

・2020/6/2の正午(快晴時)に果実温を測定。

(カーテンどちらも全閉)

未処理区に比べレディヒート区では、5.3℃低い平均果実温を観測。

結果②

・JAの選別実績表と生産者が破棄した果実数をもとに、6/18 の日焼け果の割合を集計。

・廃棄になる日焼け果の割合が大きく減少(8.6%)。

ペンたん
ペンたん

直射日光による果実温の上昇を防ぐことで、果実温が大きく下がっているね。
その結果、日焼け果が減少し、廃棄率も大きく改善されたよ!

廃棄率が減少すれば、可販果収量が増加して収入アップにつながるね!
来年から対策してみようかな?

学者
学者